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入れ歯はお口に合っていることが大切です
失った歯の機能回復のための入れ歯治療は、もっとも歴史が古くポピュラーです。一方で「うまく噛めない」「違和感がある」「外れやすい」など、さまざまな不具合のイメージがあるかもしれません。しかし快適に使用できる入れ歯も存在します。お気軽に糸満市の歯医者「サンエーしおざきシティオレンジ歯科」にご相談ください。
歯を失ったら早めに補いましょう
永久歯は親知らずを除いて28本あります。それぞれ歯の形は少しずつ異なり、またそれぞれに役割があり、全体でバランスを取って機能します。そのため歯を1本でも失うと、バランスがくずれ口腔内環境が少しずつ悪化。ドミノ倒しのようにお口全体の健康が損なわれてしまう可能性があります。残っている歯の健康を守るために、歯を失ったときには早めの治療が大切です。
入れ歯（義歯）のイメージ
私たちは毎日食べたり飲んだりして生活しています。おいしく楽しい食事、そして笑ったり話したりすることは人生を豊かにします。しかし歯を失ってしまうと、うまく噛めなかったり、笑えなかったり、うまく話せなかったりする原因に。また機能回復のための入れ歯治療を行っても、お口に合わないと、外れやすかったり、話しづらかったり、見た目が不自然だったり、よく噛めなかったりして、不満が募ってしまいます。
しかし、入れ歯治療でもお口にぴったり合い、噛み合わせが整っていれば快適に使用できます。そして「見た目を自然に」「違和感を少なく」「しっかり噛める」などのご要望も叶う入れ歯を選べる可能性もあります。まずは今お使いの入れ歯をご持参ください。そしてお悩みやご要望もお聞かせください。そこから改善のためにできることをご提案します。
入れ歯の種類
入れ歯にはいくつか種類があります。まず、部分入れ歯と総入れ歯。残っている歯がある場合には部分入れ歯をつくり、ない場合には総入れ歯をつくります。そして次に、保険診療と自費診療。部分入れ歯と総入れ歯それぞれに、保険診療のものと自費診療のものがあります。保険診療の入れ歯は素材や作製方法が限定されますが、自費診療の入れ歯はさまざまな素材から選択できます。
部分入れ歯
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保険診療 |
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|---|---|---|
| 自費診療 |
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総入れ歯
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保険診療 |
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| 自費診療 |
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保険診療と自費診療の入れ歯の比較
保険診療と自費診療の入れ歯の違いは、作製方法や使用素材が限定されているか選択肢があるかです。さらに、治療にかけられる時間も異なり、治療に使用する器具や材料も異なるため精度の高さも違ってきます。
理論上は、お口にぴったり合っていて、噛み合わせのバランスが整っていればどんな素材の入れ歯でも快適に使用できます。しかしそれには時間がかかるのも事実。残念ながら、保険診療の入れ歯をつくるために時間をかければかけるほど、医院は赤字経営を余儀なくされるのが現状です。一方自費診療の入れ歯は、時間・素材・治療方法の制約がなく、時間をかけて丁寧につくりやすいのです。
合わない入れ歯が引き起こすリスク
入れ歯が合わないと、外れやすくなったり、うまく噛めなかったり、クリアに発音できなかったり、歯ぐきが炎症をおこしたりします。しかしさらに心配なのは、全身の健康にもリスクをおよぼす可能性です。
合わない入れ歯が原因となる症状
- 肩こり、首の痛み、背中の痛み、腰痛など
- うまく噛めないことによる消化不良、胃もたれ、便秘など
- 免疫力が低下して感染症にかかりやすくなる
- 脳への血流量が少なくなる
- 精神的に不安定になる
など
入れ歯が合わない原因とは？
だんだん合わなくなる
お口の中は変化します。とくに歯ぐきやその下の顎の骨は縮みやすく形が変わりやすいので、入れ歯が合わなくなることがあります。半年に1回程度の調整や修復が必要です。
入れ歯が吸着しない
総入れ歯の場合、入れ歯がお口にフィットするときには唾液が作用します。この唾液が少なすぎても多すぎても入れ歯は安定しません。
動かし方がよくない
入れ歯は粘膜の上にのっているので、天然歯があるときのような顎の動かし方ではうまく食べ物を細かくできません。顎をうまく動かせるようなお口まわりの筋肉のトレーニングを行うことで改善する可能性があります。
ピッタリの入れ歯はお口の将来を左右します
ピッタリの入れ歯を使うと……
自分のお口に合った入れ歯なら、しっかり噛めるようになります。その結果唾液の分泌が促進され消化をサポートするうえ、かたい物でも食べられて食事の質が向上。口腔内のバランスが整い、口腔内環境の向上にもつながり、さらに脳への血流量が増え、運動機能の衰えを抑制します。
合わない入れ歯を使うと……
合わない入れ歯が原因でしっかり噛めないと、お口まわりの筋肉が衰え、老けた印象になります。またやわらかい物ばかり食べるようになり、さらに噛む力が低下。栄養のバランスが悪くなりがちです。口腔内のバランスの悪化が全身のバランスにも影響し、全身の健康に悪影響を与えることに。高齢者のフレイル（心身の機能低下）につながるので注意が必要です。
入れ歯メニュー
レジン床義歯（保険診療）
レジン素材の保険適用の入れ歯です。床が厚く大きめなので違和感がありますが、費用を抑えられるのがメリットです。
金属床義歯
床が金属でつくられた入れ歯です。丈夫なうえ薄くできるので、違和感が少なく、熱伝導率も高いため食事の温度を感じられます。金属は、金合金やコバルトクロム、チタンなどから選択できます。
ノンクラスプデンチャー
金属のバネ（クラスプ）を使わず、特殊で適度な軟性がある樹脂でつくる部分入れ歯です。バネがないので目立ちにくく、フィット感もよいのがメリットです。
マグネットデンチャー
残っている歯根に磁性金属を埋め込み、入れ歯の内側に埋めた小さな磁石の磁力によって固定する入れ歯です。しっかり固定されるため噛みやすく、さらに取り外せるので、お手入れもしやすいのが特徴です。
コーヌスクローネデンチャー
茶筒のふたのようなしくみで、残っている歯に内冠を装着し、入れ歯側に外冠をつけてはめ込んで装着する入れ歯です。見た目が自然で食べ物が噛みやすく、さらに取り外せるためお手入れもかんたんです。
シリコンデンチャー
床部分に弾力性があるシリコンをつけた入れ歯です。フィット感に優れ、歯ぐきとの間に食べ物が挟まりにくく、グッと噛みしめられます。